敵軍の場…一日の長・ハムフラッグ+グラハム
自軍手札…残忍な野獣・カテジナシャッコー
お互いにGは十分にあるとする。
さて、どう動くのが正しいだろう。
まず、基本となる動きはこうである。
1)カテジナシャッコーをプレイ
2)1にカットインしてハムフラッグの能力起動
3)2にカットインして残忍な野獣、対象はグラハム
4)逆順で解決。グラハムが破壊され、シャッコーが場に出る。対象は一日の長。
一日の長が破壊される。
お互いが場のみを考えて最善のプレイをした場合、こう推移する。
非常に自然な流れではあるが、一歩推し進めてみよう。
敵軍の立場になって考えてみる。
すると、1の行動は非常に不自然であることに気づく。確かに一日の長は強いカード
だが、現段階では機能していないカードである。加えて、グラハムは能力によって
非対象になってしまうことは黒側も分かっているはずである。よって、さらに後詰の
カードを持っていると考えるのが妥当だろう。そして、その後詰が残忍な野獣で
あるのなら、1の行動に対して動かない方が得策である。なぜなら、
1)カテジナシャッコーをプレイ
2)緑側カットインなし
ここで残忍な野獣をプレイすれば
3-A)残忍な野獣をプレイ。対象はグラハム
4-A)3にカットインでハムフラッグ能力起動
5-A)逆順で解決。野獣は対象不適切。シャッコーが場に出る。対象は一日の長。
一日の長が破壊される。
となるし、プレイしなければ
3-B)黒側カットインなし
4-B)シャッコーが場に出る。対象はグラハム。グラハムが破壊される。
となり、どちらにしても最初の結果より良い状況になっているのである。
よって、緑側はシャッコーに対してカットインしないのが正しい行動といえる。
しかし、もう一歩推し進めて考えてみよう。緑側がそう考えると読んだ場合、
黒側は残忍な野獣などの後詰が無くてもシャッコーをプレイしてくることになる。
後詰がある場合の最悪の状況を避けるため、というプレイは
後詰が無い場合の最高の状況を放棄していることと同じであるわけだ。
これこそが読み合いであり、TCGの面白い部分だとは思うのだが、まずは
自身やデッキのスタイルにあった行動というものを自分の中に持っておくべき
ことが大事だろうと思う。変にひよったプレイというものこそが敗北への第一歩に
なるものである。
自軍手札…残忍な野獣・カテジナシャッコー
お互いにGは十分にあるとする。
さて、どう動くのが正しいだろう。
まず、基本となる動きはこうである。
1)カテジナシャッコーをプレイ
2)1にカットインしてハムフラッグの能力起動
3)2にカットインして残忍な野獣、対象はグラハム
4)逆順で解決。グラハムが破壊され、シャッコーが場に出る。対象は一日の長。
一日の長が破壊される。
お互いが場のみを考えて最善のプレイをした場合、こう推移する。
非常に自然な流れではあるが、一歩推し進めてみよう。
敵軍の立場になって考えてみる。
すると、1の行動は非常に不自然であることに気づく。確かに一日の長は強いカード
だが、現段階では機能していないカードである。加えて、グラハムは能力によって
非対象になってしまうことは黒側も分かっているはずである。よって、さらに後詰の
カードを持っていると考えるのが妥当だろう。そして、その後詰が残忍な野獣で
あるのなら、1の行動に対して動かない方が得策である。なぜなら、
1)カテジナシャッコーをプレイ
2)緑側カットインなし
ここで残忍な野獣をプレイすれば
3-A)残忍な野獣をプレイ。対象はグラハム
4-A)3にカットインでハムフラッグ能力起動
5-A)逆順で解決。野獣は対象不適切。シャッコーが場に出る。対象は一日の長。
一日の長が破壊される。
となるし、プレイしなければ
3-B)黒側カットインなし
4-B)シャッコーが場に出る。対象はグラハム。グラハムが破壊される。
となり、どちらにしても最初の結果より良い状況になっているのである。
よって、緑側はシャッコーに対してカットインしないのが正しい行動といえる。
しかし、もう一歩推し進めて考えてみよう。緑側がそう考えると読んだ場合、
黒側は残忍な野獣などの後詰が無くてもシャッコーをプレイしてくることになる。
後詰がある場合の最悪の状況を避けるため、というプレイは
後詰が無い場合の最高の状況を放棄していることと同じであるわけだ。
これこそが読み合いであり、TCGの面白い部分だとは思うのだが、まずは
自身やデッキのスタイルにあった行動というものを自分の中に持っておくべき
ことが大事だろうと思う。変にひよったプレイというものこそが敗北への第一歩に
なるものである。
by Diz_Labo
| 2009-10-20 20:43
| GW