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(GW)刹那の時を翔け行く瞬間
紫Aceでしかもプロモということで賛否両論な刹那&エクシアですが、
配布方法の是非は置いておくとして、カードそのものを検証したいと思います。

ガンダムエクシア&刹那
紫0-3-0
4/2/4
自軍ドローフェイズ:(3)カット終了時に、手札が3枚以下の場合、
カードを1枚引く。
自軍ターン/敵軍ターン:(3/4)このカードは、ターン終了時まで
地形適正「宇宙」「地球」を得る。
防御ステップ:(2)このカードを、敵軍ユニットのいる戦闘エリアの
先頭に移す。







サイズについて考えてみましょう。他のエースのサイズは
(3/4)→3/1/3 (アムロ・シャア)
(4/4)→4/1/4 (ハマーン・グラハム)
(4/5)→5/1/5 (シロッコ・バナージ・ヒイロ・ロラン)
(5/6)→5/2/6 or 6/2/5 (キラ・ドモン・フォウ・マリーダ)

となっています。これからすると、ユニット化のコストパフォーマンスが
かなりいいということがわかります。その代償としてドローのコストが
増えているということですので、ドロー&ユニット化のセットで考えると
逆にパフォーマンスが悪いともいえるわけです。

しかし、第3テキストは介入テキストです。適性を得なくともブロックに出ることが
できるというのが最大の売りであるわけです。(攻撃時のプレッシャーも実は
大きいのですがここでは割愛します)もちろん適性がなければ帰還ステップに
破壊されてしまいますが、Aceアンタッチャブルの特性上、強襲がなければ
ほぼ通らないというのは魅力的であります。

では、このAceが必要とされるデッキは何なのか、ということです。

ドロー+ユニット化で(6/7)ですから、キラやドモンの(7/8)より軽くなります。
故にキラやドモンに取って代わる、と考えがちなのですが本当にそうでしょうか。
刹那の魅力は先ほど述べたとおり「確実なブロッカー」です。キラやドモンを
積むデッキにおいては「確実なブロッカー」の魅力はさほど高くありません。
ドモンの方は第3テキストが死にかけですので刹那の方がいいという可能性が
ありますが、比較的ドローが得意な色ですのでロランとの取捨選択になることも
考えられます。キラに至ってはすでにヒイロに押されがちな上に、ブロッカーは
デッキの性質上もっと有用なものが山のように使えます。刹那ではけない理由は
あまりありませんが、刹那である積極的な理由もまたないのです。

むしろブロッカーの薄い色の方が刹那を選択する理由があるといえます。
緑や黒、一部の赤などには非常にマッチする能力だといえます。「黒はシロッコで
安定だろう」と思う方もいるでしょうが、むしろ「黒こそ刹那」という考え方もできますし
あるいは4枚目5枚目のドローサポートAceという位置づけもありうるでしょう。

紫ということは大きな可能性のあるカードです。常識ばかりにとらわれずに
うまく使っていきたいカードですね。
by Diz_Labo | 2010-11-21 21:28 | GW

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