(GW)そうだ、デッキを組もう
私は、デッキを組まなくなったら引退だな、といつも思っています。
別にこれは「自分でデッキを組まないやつはTCGするな」と言っているわけではありません。
ゲームの楽しみ方は人それぞれですし、自分で組んだデッキではないということによって
対戦相手を不快にすることはめったにないことでしょう。しかし、デッキを組まない人は
TCGの楽しさの半分以上を放棄しているんじゃないかなと、勿体無く思います。


デッキを構築するということはカードを自分で取捨選択するということです。ここで重要なのは
「取」よりも「捨」だと私は考えています。デッキを組んでいて「入れたいカードを入れたら
ちょうど50枚になってデッキが完成した」というときのデッキは、大体において強いデッキに
なっていません。組んで使ってみて手ごたえがあるデッキは大抵、「入れたいカードが
ありすぎてどれを入れるか悩んだ」ものであるのです。このような過程を経て作られた
デッキは「何故このカードが使われていないのか」という問いに対して、ある程度の答えを
持っています。他人の組んだデッキのレシピだけを見て湧き上がる疑問の多くは「何故
このカードが採用されているのか」ではなく「何故あのカードが入っていないのか」なのです。

「捨」という作業はデッキの本質を理解するために必要不可欠なことです。なぜ、この赤中に
内部調査が採用されないのか、この黒コンに解体Mk-Ⅱが採用されないのか、この青中に
政治特権が採用されないのか。これらに対する答えが漠然とでも自分の中にあるかないか
では、そのデッキを使ったときの動きに雲泥の差がでます。その答えを出すために必要な
ことは、「自分でデッキを組む」ということではないかと思うのです。


と、小難しいことを書いてしまいましたが、デッキを組んでいる時は楽しいじゃないですか。
その「楽しい」思いをして組んだデッキが強くなったときの感慨というものを一度でも味わえば
「デッキを組むのが面倒くさい」なんて言葉は出てこないんじゃないかなと思います。

コピーが悪いとはいいません。でも、オリジナルもいいものですよ。
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# by Diz_Labo | 2007-08-02 00:34 | GW
(GW)左から右、右から左。
もう少し「ジオ型」と「ゴトラ型」の話を引っ張ってみます。

「命令の錯綜」というカードがあります。比較的古いカードでありながら、最近になって急に
大会での目撃率が上がってきたカードです。とりあえず、まずテキストを見てみましょう


命令の錯綜
オペレーション
黒1-2-0
(自動A):全てのプレイヤーは、自軍ユニットを場に出したターン中、自軍ユニットを
出撃させる事ができない。


本来、場にカードを展開することは打点の増加に貢献する行為ですが、錯綜環境下では
毎ターンカードを展開していくと永遠に打点は0のままです。かといってカードを展開
しなければ非常に緩やかなダメージクロックしか用意できないということになります。

また、「自軍ユニットを場に出した」というのが曲者です。通常のプレイはもちろんのこと、
クイックユニットでの突然のブロック・換装による防御・ブリッツクリークやヴォワチュール
などによる急襲がすべて引っかかります。この汎用性の高さと、打点を抑える能力の高さで
サイド・メイン問わず採用されているのです。


さて、ここで一つの疑問が出てきます。「何故、今まで使われなかったのか」ということです。
もちろん黒自体の使用率が低かったこともありますが、黒いデッキにしても積んでないことの
方が多かったのです。ウイニーなどの打点を抑えるのは「マリア主義」や「ジオン掃討作戦」
であったのが事実なのです。

一つの理由として先の2つのカードでは押さえられない速いデッキが出てきたことが
挙げられますが、最も大きな理由として、「それまでは『ゴトラ型』ユニットが主流だった」
ということが挙げられます。命令の錯綜は自分にも効果を及ぼすため、ゴトラタン・パラス・
中立地区などのカードとの相性が著しく悪いのです。先にも書いたとおり、場に出ただけでは
仕事をしていないユニットですから、殴れなくなる可能性の高い錯綜があるとギクシャクした
動きになってしまうのです。しかしジオやサイコが活躍できる環境になるまでは、それらの
ユニットの代わりといえるものがおらず、結果として錯綜の方を別なものにするしかなかった
というわけなのです。


この事実は「ゴトラ型」のユニットにとっては非常に問題です。環境が「錯綜」を必要とする
限りは「ゴトラ型」のユニットにはお呼びがかからないといってもいいからです。少なくとも
「メインに『錯綜』がいるよね」という時代が終わらなければ「ゴトラ型」のユニットは相当の
カードでなければ使われないと思います。ニューディサイズチームの命運はここに懸かって
いるといっても過言ではないでしょうね。
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# by Diz_labo | 2007-08-01 09:45 | GW
(GW)核の衝撃×斬neckキャノン×除去の話
というわけで本題の「ザンネック・キャノン」のお話でございます。
まずは公開されているテキストをば。


ザンネック・キャノン
黒2-4-2
コマンド
(ダメージ判定ステップ):戦闘エリアにいる、敵軍ユニット1枚を破壊する。


イロイロなところで評価を聞いてますと、評価が面白いぐらいに真っ二つに割れてますね。
その中で、否定派の意見としてよく見かける主張が「これを撃つくらいなら核(あるいは
輝き)を撃つ」というものです。果たしてこの主張は正しいのでしょうか。

前の記事でも説明しましたとおりこちら側が使うユニットは「ジオ型」と「ゴトラ型」があります。
主に「ジオ型」のユニットを採用しているデッキの場合、自軍の場に出ているユニットには
さほど価値がありません。場に出る際に仕事を終えてきたいわば「除去の残り滓」だから
です。よって自軍ユニットを巻き込んで核の衝撃や魂の輝きを使用しても、それほど
問題にはなりません。それに対して「ゴトラ型」ユニットをメインで使用している場合そうは
行きません。彼らはできる限り長い時間場にとどまっていなくてはいけないのです。

そんなユニットを採用しているときに核の衝撃や魂の輝きを採用するのはどうでしょうか。
もちろん有効な点もあります。往々にして「ゴトラ型」のユニットは制圧速度が遅いですから、
相手が大量に展開してきた際にリセットする手段が必要になることもあるでしょう。しかし、
一度ゴトラタン等を出しての制圧モードに入った時に、単純に相手のユニットを除去する
サポートのカードとして全体除去を使うわけにはいかないのです。今まででも核を使わず
古くは戦場の彗星ファラを、最近では新たなる敵を使う場合だって多々あったわけです。

また、これらの単体除去は敵軍戦闘フェイズに(あるいは「にも」)使える場合が多いのも
メリットです。輝き以外の全体除去は基本的に自軍ターンにしか使用できませんし、
輝きはデュアルカードです。これらのカードはクイックユニットやリロールインユニットに
対してのダメージコントロールという点に関しては効果が薄くなってしまいます。対して
敵軍ターンに使える除去というものはダメージコントロール力が高いわけです。

つまり「核の衝撃」と「ザンネックキャノン」は比較対象としてあまり正しくないということです。
デッキの枠は争うことになっても、それは用途と環境の違いによって選択するべき方が
変わるというだけであって、どんなときも「核の衝撃」が正解ということには決してなりません。
19弾においてもゼクアインは単体でも強いカードですが、チームとしてさらに評価される
ことになった場合などは「ザンネックキャノン」が採用される可能性は高いといえるでしょう。
単体除去としては最強クラスのカードであることは間違いないでしょうから、後は環境次第
というわけなのです。
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# by Diz_labo | 2007-08-01 08:34 | GW
(GW)即効性と制圧力の話
本当に語りたいことは別にあるのですが、それを語るためにはまずこの話が前提に
なるので、まずはこの即効性と制圧力の話からしてみたいと思います。


ゴトラタン(MBC)とジオの決定的な違いは何でしょうか。実はこの違いこそが今回の話の
本質であり、また現在の環境をよく表しているものなのです。

まずジオは場に出ることが仕事です。場に出た瞬間に仕事の8割は終了しています。あとは
拉致したユニットより先に死なないように気をつけていればいいのです。対してゴトラタンは
場に出ただけでは何も仕事をしません。その後のターン可能な限り生き残って攻撃に
出撃し、能力を起動させるのが仕事になるのです。

また、ジオはどんなにがんばっても強奪できるユニットは1体です。それ以上を望むには
他のカードを利用して手札に戻すなどといった手段が必要になります。対してゴトラタンは
理論上破壊できるカードの枚数に上限はありません。ゴトラタンが生存している限り、
毎ターン1枚ずつアドバンテージの差が開いていきます。

つまりジオは即効性に優れているユニットであり、ゴトラタンは制圧力に優れたユニットである
ということです。そして黒コンで採用されるユニットは大体において「ジオ型」か「ゴトラ型」に
分類されるのです。代表的なところを挙げてみますと、
ジオ型…ジオ・ティタガン・ハンブラビ・サイコ・タイタニアetc
ゴトラ型…ゴトラタン・パラス・ボルト・サブアーム・ゲンガオゾetc
といったところになります。そしてお気づきのように現在幅を利かせているユニットたちは
ほとんどが「ジオ型」、すなわち即効性に優れたユニットであるのです。

これは環境にあるデッキのスピードが速いということが原因です。言い換えるならば、
0から悠長に制圧していくという時間などはないということになるでしょう。しかしながら、
それがそのまま「ゴトラ型」のユニットが評価に値しないということにはなりません。
他の方法で向こうの圧力を緩和できるのならば、よりアドバンテージを稼ぐことができるのは
「ゴトラ型」になるのは自明です。先日情報が公開されたゼクアインなどもゴトラ型に
分類されるユニットですが、アルゴ等による時間の短縮・錯綜等による打点の緩和などの
方法が成功するならば、ティタガンを凌ぐ働きも期待できるのです。

現環境においては、錯綜・慈愛・武力などを持ってしても「ジオ型」でないと間に合わない程の
スピードだったのですが、19弾において環境が多少なりとも遅くなるのならば「ゴトラ型」の
台頭も十分に考えられることです。新旧とも様々なカードの検証をしていくことが新弾前・
直後に必要なことであると思います。
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# by Diz_labo | 2007-07-31 22:47 | GW
(その他)お引越し
オルトアールサポート終了に伴ってこちらに移転しました。

これからも不定期更新でチマチマ記事を書いていくかと思いますので、宜しくお願いします。
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# by Diz_Labo | 2007-07-31 11:24 | その他
  

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