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(GW)核の衝撃×斬neckキャノン×除去の話
というわけで本題の「ザンネック・キャノン」のお話でございます。
まずは公開されているテキストをば。


ザンネック・キャノン
黒2-4-2
コマンド
(ダメージ判定ステップ):戦闘エリアにいる、敵軍ユニット1枚を破壊する。


イロイロなところで評価を聞いてますと、評価が面白いぐらいに真っ二つに割れてますね。
その中で、否定派の意見としてよく見かける主張が「これを撃つくらいなら核(あるいは
輝き)を撃つ」というものです。果たしてこの主張は正しいのでしょうか。

前の記事でも説明しましたとおりこちら側が使うユニットは「ジオ型」と「ゴトラ型」があります。
主に「ジオ型」のユニットを採用しているデッキの場合、自軍の場に出ているユニットには
さほど価値がありません。場に出る際に仕事を終えてきたいわば「除去の残り滓」だから
です。よって自軍ユニットを巻き込んで核の衝撃や魂の輝きを使用しても、それほど
問題にはなりません。それに対して「ゴトラ型」ユニットをメインで使用している場合そうは
行きません。彼らはできる限り長い時間場にとどまっていなくてはいけないのです。

そんなユニットを採用しているときに核の衝撃や魂の輝きを採用するのはどうでしょうか。
もちろん有効な点もあります。往々にして「ゴトラ型」のユニットは制圧速度が遅いですから、
相手が大量に展開してきた際にリセットする手段が必要になることもあるでしょう。しかし、
一度ゴトラタン等を出しての制圧モードに入った時に、単純に相手のユニットを除去する
サポートのカードとして全体除去を使うわけにはいかないのです。今まででも核を使わず
古くは戦場の彗星ファラを、最近では新たなる敵を使う場合だって多々あったわけです。

また、これらの単体除去は敵軍戦闘フェイズに(あるいは「にも」)使える場合が多いのも
メリットです。輝き以外の全体除去は基本的に自軍ターンにしか使用できませんし、
輝きはデュアルカードです。これらのカードはクイックユニットやリロールインユニットに
対してのダメージコントロールという点に関しては効果が薄くなってしまいます。対して
敵軍ターンに使える除去というものはダメージコントロール力が高いわけです。

つまり「核の衝撃」と「ザンネックキャノン」は比較対象としてあまり正しくないということです。
デッキの枠は争うことになっても、それは用途と環境の違いによって選択するべき方が
変わるというだけであって、どんなときも「核の衝撃」が正解ということには決してなりません。
19弾においてもゼクアインは単体でも強いカードですが、チームとしてさらに評価される
ことになった場合などは「ザンネックキャノン」が採用される可能性は高いといえるでしょう。
単体除去としては最強クラスのカードであることは間違いないでしょうから、後は環境次第
というわけなのです。
by Diz_labo | 2007-08-01 08:34 | GW

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