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(GW)Gとヴァリアブル
●G15枚+ヴァリアブル3枚のデッキで初手にヴァリアブル2枚でG無しマリガンをする確率
  …0.04%
●G8枚+ヴァリアブル3枚のデッキで初手にヴァリアブルしかなくてG無しマリガンする確率
  …34.1%


昔オルトアールの方で確率の話をしたときに、こんな計算結果が出ました。
上の状況は「中速デッキでヴァリアブルのせいでマリガンする確率」、下の状況は「ウイニー
デッキでヴァリアブルのせいでマリガンする確率」と置き換えてもらっていいかと思います。
細かい数字の誤差はあるかもしれませんが、この数字から何が言いたいのかというと、

「ウイニーに、国力発生源としてのヴァリアブルの採用は難しい」

ということです。もっと具体的に言うと「青ウイニーにGを削って周辺警護を採用するのは
どうなのか」ということでもあります。


中速以上のデッキが、G3枚のスペースをそのままヴァリアブルに差し替えるのは、国力の
問題としてはほとんど問題ありません。2色以上のデッキや、あるいは紫Gの採用の具合に
よっては色事故の可能性はありますが、国力の総量と言う点から見ると「ヴァリアブルの
せいで事故った」ということはほとんどないといえます。(ただしこの論は「ヴァリアブルを
採用していない状態でも初手G1枚は絶対にマリガンする」という前提の下にあります。)

しかし、G1枚でも平気ではじめられる構成のウイニーにとっては、ヴァリアブルのために
マリガンの可能性が上がってしまうのは致命的な問題です。ウイニーはヴァリアブルを
「副次効果のあるG」としてではなく「Gになりうるコマンド」と見なければならないのです。
紫Gを採用しているウイニーならなおさらです。ウイニーが周辺警護を採用するなら、Gとして
ではなくコマンドのスロットで採用すべきなのです。しかし、オペ対策としてみるだけならば
戦略的勝利やアドバイス、国力域を上げるならロンドベルや母よ大地に帰れなど、追加の
効果を持っているものの方が有用です。もちろん周辺警護には「Gにできる」というメリットが
あるわけですが、そのメリットと他のカードのメリットとを比較して採用されるべきもので
あるはずです。

逆に中速以上のデッキはヴァリアブルをコマンドとして見ない方がいいはずです。周辺警護で
割りたいものがあったとしても、序盤のGの配備が1ターン遅れれば何の意味もありません。
中速以上のデッキでは、ヴァリアブルはあくまで「副次効果のあるG」なのです。中立地区や
ヘリオポリス避難民と同じ立ち位置というわけです。よって青中速も「周辺警護がメインだから
サイドにオペ対策はいらない」とは中々いえないはずなのです。

周辺警護はコマンドでプレイしたいことが多いですが、中速以上のデッキは本当にGとして
おかなくていいのか、ウイニーは基本Gを減らす価値があるのか十分に吟味して採用・使用
する必要があるんじゃないかと思います。
by Diz_Labo | 2007-08-08 15:15 | GW

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